『おおきなかぶ』次はどうなるかな?きらきらする子どもの目を楽しめます。

出版社:福音館書店
A・トルストイ 再話 / 内田 莉莎子 訳 / 佐藤 忠良 画

■単純だけど気になる!
おじいさんの植えたカブがどんどん大きくなって、どうやっても抜けないので、みんなで力を合わせて抜くと言うストーリー。ロシアの民話が元になっています。

■リズム乗って「うんとこしょ、どっこいしょ」
言葉が分からないぐらいの年齢でも、リズムに乗って一緒に楽しめます。文字を読めるようになってから読んで貰うのも可愛らしくて良いですね。

■育児効果

■コミュニケーション:コミュニケーション能力が育めるかどうか
■語彙力:豊かな言葉に触れ、語彙力が向上するかどうか
■教養:教養やマナーや倫理観を育めるかどうか
■論理的思考力:ものごとを順序立てて考えたり、伝えたりする力を育めるかどうか
■想像力:自らの外にある他人の感情や、未来の展開等を想像する力を育めるかどうか
■感受性:自らの内に生まれる嬉しい、楽しい、悲しい等の人間らしい感受性を育めるかどうか

次々とかぶを引っ張る仲間が生まれて行く過程で、今度は誰が仲間に加わるかな?今度はかぶ抜けるかな?と想像力を働かせながら進む絵本です。うんとこしょ、どっこいしょの下りは身体も連動させてたくさんコミュニケーションを取ることができます。

■日本で6番目に売れている絵本
なんと、「おおきなかぶ」は日本で6番目に売れている絵本。これはもう、どんどん増えていく仲間の面白さ、可愛らしさと、何より「うんとこしょ、どっこいしょ」の響きを覚えていた親が買ってと言うサイクルから来るものでしょう。訳者恐るべし。

他の方の感想も見てみましょう!

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