『くっついた』思いっきりほっぺたをくっつけ合ってあそべるのは幼児のときだけですよ

作:三浦太郎
出版社:こぐま社

■くっついたの繰り返しがクセになる遊べちゃう絵本
見開きイチページの左右にキンギョとキンギョや、サルとサルや、ゾウとゾウ等が向かい合っていて、次のページでくっついちゃうという不思議なルールで展開される絵本です。
ママと子どもがくっついちゃう場面では、実際に子どもとほっぺたをくっつけることで、子どももとても喜んでくれること間違いなしです。

■0歳から何歳までも遊べる
生まれたばかりのあかちゃんはもちろん、4-5歳になっても一緒に遊べちゃいます。
ほっぺたとほっぺたをくっ付ける楽しみを何年にも渡ってできたら素敵ですね。

■育児効果

■コミュニケーション:コミュニケーション能力が育めるかどうか
■語彙力:豊かな言葉に触れ、語彙力が向上するかどうか
■教養:教養やマナーや倫理観を育めるかどうか
■論理的思考力:ものごとを順序立てて考えたり、伝えたりする力を育めるかどうか
■想像力:自らの外にある他人の感情や、未来の展開等を想像する力を育めるかどうか
■感受性:自らの内に生まれる嬉しい、楽しい、悲しい等の人間らしい感受性を育めるかどうか

この子も大きくなったら反抗期が来たり、思春期が来たり、親とのコミュニケーションが上手くいかなくなる時期やいがみ合う様なことも出てくるかもしれない、とよく思います。
でも、そんなときにも可愛い子どもとの思い出が有って、それを思い出すことができれば、コミュニケーションを取ることを諦めず向き合い続けられるのじゃないか、そんな風に思います。
可愛い可愛い乳児、幼児期はそのときのための貯金です。
たくさんコミュニケーションをとって愛おしい思い出を作りましょう。
この絵本はその営みをパワーアップさせてくれます。

作者の三浦太郎さんはとても多くの絵本を製作している人気作家さんですが、この「くっついた」は三浦太郎さんを一躍世に知らしめた代表作です。これからも絵本の可能性をグッと広げる様な、幸せ製造機みたいな温かい作品をたくさん作って欲しいと思います。

他の方の感想も見てみましょう!

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