作: エリック・カール
出版社:偕成社
■あおむしが蝶々に羽化するまでの物語
たまごから生まれたあおむしが、たくさんごはんを食べて大きくなり、やがて蝶に羽化する様を描いた作品です。ただそれだけでなくその過程で楽しい仕掛けやエピソードが散りばめられていて、そこから多くのことを学べます。
■育児効果
■コミュニケーション:コミュニケーション能力が育めるかどうか
■語彙力:豊かな言葉に触れ、語彙力が向上するかどうか
■教養:教養やマナーや倫理観を育めるかどうか
■論理的思考力:ものごとを順序立てて考えたり、伝えたりする力を育めるかどうか
■想像力:自らの外にある他人の感情や、未来の展開等を想像する力を育めるかどうか
■感受性:自らの内に生まれる嬉しい、楽しい、悲しい等の人間らしい感受性を育めるかどうか
■語彙力×教養×想像力を育める
・おつきさま、おひさま、数字や曜日、色々な食べ物の名称が学べる
・好きなものばかり食べると良く無いことを教えられる
・世界的な名著なため、この絵本を読んだ経験自体も教養になる
・虫の変態は想像力を掻き立てられる題材
・お腹を痛めたあおむしの心情を慮って感受性を育む
■読んだことが財産になる絵本
我が家の娘は2歳から読み始めて、
4歳の今ではメルちゃんに読んであげたり、あおむしの絵を描いたりすることがあります。
本屋であおむしの本を見つけて手に取ることや、
あおむしの話を幼稚園のお友達とすることも有ります。
それほど生活で出会う場面が多く、「読んだことが有る」ことが財産になる作品です。
英語版も売っているので、英語学習に役立てることもできます。
■我が家での読み聞かせ
大人が読んで3分弱、コミュニケーションを取りながらでも5分弱ぐらいかと思います。
うちの娘も読んでくれました。
食べ物が連続してたくさん出てくるところが難しかった様です。
途中で反対から読んじゃったりしていますが、
こういうことが有るのも”今だけ”の大切な思い出です。
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